こんにちは、江別市・女性のための鍼灸院【はりきゅう・アロマ日々のあわ】院長の熊坂です。

突然ですが、皆さんはフェムテックという言葉をご存知でしょうか?

まだまだ聞きなれない言葉かもしれませんね。

でも後世この2020年は日本のフェムテック元年と呼ばれる日が来るかも?

2020年という記念すべき年をCOVID-19の流行で塗りつぶしてしまうのはもったいない。

私はこの言葉を知ったとき、誇張ではなくそう思いました。

そんなわけで、今回はフェムテック製品で私がとっても興味を惹かれた商品「吸収型サニタリーショーツ」について、ご紹介したいと思います。

え、なんで突然??

どしたん?

ってはてなマークがたくさん飛んだ方もいらっしゃると思います。

鍼灸師の私がこの「フェムテック」という概念を知って、なぜこんな記事を書くに至ったのかについては、当事者としては声を大にして言いたいところではありますが、そんなことを知りたい方はそう多くはないと思いますので、それは一番最後に追記することにします。

というわけで、この前後編の記事ではこんなことを書いています。

(予想以上に長くなってしまったので、二つの記事に分けました。今日は3の体験記まで。続きは後日アップします。)

  1. フェムテックとは
  2. 吸収型サニタリーショーツとは
  3. 吸収型サニタリーショーツ体験記
  4. 吸収型サニタリーショーツのメリット
  5. 吸収型サニタリーショーツのデメリット
  6. どんな人にオススメなの?逆にオススメできない人はいる?

体験記のところでは月経に関する直接的な表現も出てきますので、苦手な方はどうぞご注意ください。

また、手っ取り早く吸収型サニタリーショーツのメリットデメリットについて知りたい方は後編(別記事。後日更新予定)からご覧くださいね。

1.フェムテックとは?

フェムテックとは、女性の健康課題を解決するために開発されたテクノロジーを使用するソフトウェア、診断キット等のプロダクトやサービス、およびその市場のこと。(中略)「female(意味:女性)」と「technology」を組み合わせた造語だ。https://ampmedia.jp/2020/01/31/femtech-2/

この言葉が作られたのは2013年のことで、すでに海外では様々なプロテクトが流通しているようですが、日本では今年に入ってからやっと女性向け雑誌やWEBで取り上げられるようになってきたようです。

生物学的な女性の体にまつわるエトセトラって、もう産まれた時からそれを受け入れるほかないというか、そういうものだ、と思って生きてきた私ですが、でもそれを技術の力で選び取れるものにしていく、そういう世界線がもう目の前に広がっているということにまずは衝撃を受けました。

そして、この吸収型サニタリーショーツの存在を知ったのです。

(日本ではまだこの経血を吸収するタイプの生理用ショーツについて定まった単語ができていない模様。単に生理用ショーツと呼ばれることもあるみたいだけれど、それだとこのショーツのメリットがまるでわからないのでこの記事では「吸収型サニタリーショーツ」と呼ぶことにします。)

2.吸収型サニタリーショーツとは?

はじめて私がこの生理用ショーツについて知ったのはツイッターでのこの製品を使った方の感想のつぶやきでした。

その投稿では「生理用パンツ」と書かれていて、普通のサニタリーショーツが高性能になったのかな?と思ったのですが、違った。

吸収性、防水性に優れた布を数枚重ねて(だいたい4〜5枚くらいの製品が多い模様)経血が漏れないようデザインされた生理用のショーツのことだったのでした。

え、生理用品がいらないっていうこと??

ナプキンもタンポンもいらない???

はー!!(驚)

私は普段生理用ナプキンを利用していました。

ですが、やはり夏場は蒸れるのと、どうしても接触部分はかゆみが出てしまいます。

これは人によると思うのですが、私は生理が軽くなる3日目以降の方がナプキンとの接触部の不快感を感じていました。

タンポンは水泳をしていた頃に使ったことがありますが、どうしても違和感があるので必要な時以外は利用していません。

月経カップの存在は知っていましたが、やはりタンポンと一緒でからだの中に入れて使うものはどうしても敷居が高い。

そして使った方の感想を見ても合う合わないがありそうということで、二の足を踏んでいました。

ですが、この吸収型サニタリーショーツなら

履くだけで!

他に何もいらない!

はー!!!(2回目)

これは俄然使ってみたくなりました。

そんなわけで、はじめての吸収型サニタリーショーツ体験記です。

私が選んだのはPeriod.さんのHiphuggerタイプと、EVEさんのオーガニック生理用ショーツP.PANTY)。

Periodさんはまだ数が少ない日本の吸収型生理用ショーツの製作販売会社

EVEさんは韓国の会社ですが、日本ではfermata(日本のフェムテック製品販売会社)さんで取り扱っています。

3.吸収型サニタリーショーツ体験記

【7月某日】

period-shorts1

Periodさんから頼んでいたショーツが届く。

period-shorts

おお。これはなかなかのデザイン性!

Periodさんの製品はMサイズのワンサイズ展開ですが、股上の浅いSportタイプとすっぽり包んでくれるHiphuggerタイプの2タイプから選べます。

私が選んだHiphuggerタイプはお腹のところのレースが素敵でちょっと気分が上がる。

period-shorts3

吸水量は20mlで一般的なタンポン2本分。

【7月某日】

P.PANTY1

EVEさんのオーガニック生理用ショーツP.PANTYが届く。

こちらはシンプルイズベストで股上が深く、デザイン性より安心感重視な印象。

P.PANTY-black

そしてEVEさんの良いところは素材がオーガニックコットンで出来ていてなんといっても肌触りが良い!

サイズはXSLの4サイズ展開、色もブラックとナチュラルで選べます。

サイトの写真だと白と黒にしか見えませんが、実際届いた色味だとナチュラルは生成りに近いかな?

P.PANTY-natural

吸水量は15mlで、少しだけPeriodさんのものよりも少ないです。

fermataさんでの商品名は「オーガニック生理用ショーツ」とのことですが、ちょっと長いので以下韓国での商品名と思われる「P.PANTY」と記しています。

【1日目】

7月某日 P.PANTYが届いた翌日の朝に今月の月経が。

なんというナイスタイミング!

というか月経をこんなにワクワクしたながら待ったのは初めてかもしれない。

どちらを使うか迷ったけれど、初日ということもありまだそんなに経血量もないことを見越してP.PANTYの黒(Mサイズ)をセレクト。

仕事中は白の制服を着ていたこともあり、ナプキンと併用。

仕事が終わった夕方より寝るまでP.PANTYのみで過ごしてみた。

うん。漏れない。

ナプキンをつけている時よりも普段の布パンツで過ごすのと変わらない感触。
(いや、布パンツだから当然なのですが。)

だけどこれも当然のことながら経血が流れる感触はわかるので、その度ごとにちょっとヒヤッとする。

(おそらくこの感触が不快に感じる方は月経カップがベストセレクトになるのでしょう。)

洗濯は就寝前にお風呂に入る時に洗い場で予洗いして、翌朝洗濯機を回すまでぬるま湯を張ったバケツにポイっと入れておきました。

夕方からとはいえ、脱ぐとしっかりずっしりしていたのでかなり吸収してくれた手応えがあります。

そして洗い場で予洗いするときは経血がザブザブと洗い出されてきてちょっとひるみました。

が、これも慣れかなと。

洗う時の匂いは気になる方は気になるかもです。

が、これこそすぐ慣れました。

(嗅覚は他の器官よりも慣れが早いのです。)

ちなみに経血は人肌の温度以上で凝固するので、洗濯の時もぬるま湯で洗います。

EVEさんの説明書では30度以下の温度で洗ってくださいとのことでした。

【2日目】

1日目の夜間と2日目は吸水量がP.PANTYよりも多いPeriodHiphuggerタイプを使ってみることに。

こちらは公式サイトで多い日はナプキンとの併用を勧めていらっしゃるので、その通り夜間と仕事中はナプキンをつけて利用しました。

PeriodさんのものはP.PANTYよりもやはりちょっとスースーする感じ。

レースのデザインのせいもあるでしょうし、素材がポリエステルということもあるのでしょう。

これは好き好きかなあというところです。

日中はナプキンをつけているのでもちろん漏れなどはなかったのですが、後から気づいたのは、もしかしてズレてた!?という不安感を全く持たなかったなあということ。

ナプキン、ちゃんとつけたはずなのにズレてショーツが汚れてしまうことなんてザラにあることです。

それが2日目となると、ショーツを通り越してズボンにしみてしまったということも。

その心配が全くいらないという安心感。

それだけでもかなりのストレス軽減です。

そして1日目と同じく仕事終了後はナプキンを外してこのサニタリーショーツ一枚で過ごしてみることに!

2日目ということでかなりドキドキしましたが、全く漏れることなく過ごせました。

ただ、トイレに行った後もそのままショーツを履き続けるということに抵抗がある方はいらっしゃるかもしれないなと思いました。

もちろん大部分の経血は吸収されているのでべったり感はありませんが、やはり2日目となると量が多くなるので、一旦下ろしてから履くとなんとも言えないひんやり感が。

また、もし経血に塊が出るタイプの方だとそれはトイレのたびごとにトイレットペーパーで取り除く必要があります。

2日目はナプキンと併用と割り切っても良いのかなあと思いました。

【3日目】

2日目夜から3日目にかけてはP.PANTYのナチュラル(Lサイズ)を使ってみました。

こちらの商品はサイズ感を知りたくて、MLどちらも頼んでおいたのです。

普段私はMサイズを利用していますが、結果、どちらでも快適に過ごせました。

Mサイズはジャストフィット。

Lサイズでもゆるすぎることはなく、例えば生理前にお腹が張りがちになる方は少しゆとりのあるこちらでも良いのかなと思いました。

私は3日目あたりから経血量が少なくなり、4~5日目はほとんどなくなるのですが、実はいままではこの時期が一番ナプキンと肌の接触部分の不快感を感じていました。

なんというか、経血量が少ない分ナプキンの素材が肌に直接触れる時間が長くなるからか、ペッタリと張り付く感じがして蒸れやかゆみを誘発していた気がするのです。

それが!

むれない。

かゆくない。

え。

これ、めちゃくちゃ快適では!?

この3日目以降の快適さは心が浮き立つような気分でした。

また、吸収型サニタリーショーツは経血の色を目立たないようにするためか、黒や濃い色が多いのですが、P.PANTYは自分の経血の状態を知ることができるという意味であえてこの生成りのナチュラルを出しているようです。

そして使ってみた結果としては、うん、これはいい。

経血の色が、鮮やかなのかくすんでいるのか、サラサラの経血なのか塊が混ざるのか。

東洋医学ではそういったことも診立ての基準にします。

なので、できるだけ経血の色はご自身で把握していた方が良い。

私は産前は経血の色は濃いことが多く塊も混ざることがありましたが、産後は鮮血でほとんど塊が混ざらなくなりました。

産前産後でかなり体質は変わったと感じています。

そのように自分の体調をはかる上では、ショーツの色はできるだけ白に近い方が良いと考えています。

P.PANTYという製品は、この点も良くできているなあという印象でした。

【4~5日目】

今回用意した3枚を使い切ったので、最初に戻って順にP.PANTYの黒(Mサイズ)とPeriodを使用。

これも問題なく、というかこの時期が一番不快だった私としてはめちゃくちゃ快適に過ごせました。