こんにちは!
江別市の女性のための鍼灸院【はりきゅう・アロマ日々のあわ】院長の熊坂由希子です。
先月から始めたこちらのアンケートですが、
なんと今のところ100%の回収率です。
ご協力いただいた皆様、本当に本当にありがとうございます。
通常こういったアンケートはご来院いただいたその日に書いていただくことが多いと思うのですが、当院では一度お持ち帰りいただき、目を通していただいてご協力いただけそうなら次回来院時にお持ち下さるようお願いしています。
なんせ、私自身がこういったアンケートをその場で記入することが苦手な人なのです。(だって、緊張しませんか。。。)
少しでもご負担になるようなら無理強いしたくはないのです。なので最初は半分くらいの方が持って来てくださればありがたいな…と思いながらお渡ししていました。
結果、100%の回収率。
えーと、お願いしている本人が一番びっくりしています。
本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
ああ、あの方はこんな思いでいらしてくださっていたのか。。
とか、
そうか、こういうことが不安でいらしたのだな。。。
とか。
この取り組みを始めたことで、私が気付かなかったことをたくさんたくさん、教えていただいています。
今後もこの取り組みは続けて参ります。
もしよければ、どうかご協力いただけましたら幸いです。
さて本日もいただいたお声を紹介させていただきます。
- お名前:K・M様
- ご年齢:39歳
- お住まいの地域:江別市内
- 受けたコース:はり+アロマ+デコルテ
※引用者注:普段は「アロマ&鍼灸60分」にオプションでデコルテ・ヘッドのアロマトリートメントを付けられることが多いです。 - ご記入年月日:2020年5月31日
Q1.来院される前はどのようなことでお悩みでしたか?
首、肩こりがひどく、頭痛もあった。
Q2.当院を知ってすぐに来院されましたか?されなかった方はどのような不安をお持ちでしたか?(ぜひ率直にお書きくだささい!)
比較的すぐ来院しました。(迷いがなかったです。)
Q3.数ある鍼灸院、アロマテラピーサロンのなか、当院をお選びくださった理由(もしくは通院し続けてくださっている理由)をお書きください。
鍼灸院をずっと探してて(しかも市内で)でもどこか閉鎖的なイメージをもっていた中で、先生の顔もしれて、院内の雰囲気を知れたことで(※)、直感的に“ここにしよう”と思ったのが一番の理由です。
(※)引用者注:ホームページで事前に当院を調べてくださっていました。
Q4.実際に施術を受けてみていかがでしたか?
- 自分の身体がどういう状態なのか、わかる様になってきた。
- 通い始めてからにくらべると身体は楽になってる。
- 受けるだけでなく、アドバイス(セルフやいと※するにあたって)も頂けるので大変助かってます。
- 身体のことだけでなく悩みも聞いて頂いて、いやしの場所です。
…て書いてると施術以上の物を頂いてる…。
(※)引用者注:「やいと」とはお灸のことです。関西でよく使う表現です。
治療経過と院長からのメッセージ
Kさんは当初、時に頭痛も伴う肩こり・首こりにお悩みでいらっしゃいました。来院当時ご自身ですでにお灸を使いこなしておられ、治療室で「やいと」という言葉を聞いた時には耳を疑ってしまいました。
まさか北海道でこの単語を聞くことがあるとは思ってもみなかったのです。
子どもの頃よく頼まれておばあさまの背中にお灸をすえてらしたそうで、Kさんの「やいと」はおばあさま直伝とのこと。
鍼灸師としてはとても羨ましいエピソードでした。
さて、そのKさんの症状ですが、忙しくなったり考えごとが多くなると肩こり・頭痛に胃の不調も併発するのが特徴です。
「心身一如」という言葉がありますが、中医学では「思いわずらい」すぎると消化器(五臓論では「脾」と表現します)に不調をもたらすとされています。
心はからだ。
からだは心。
であることを、Kさんのお身体はいつも教えてくださいます。
私は、お身体の不調は単純に取り除くべき「悪」ではないと考えています。
その方のお身体の状態は、いままでその方が歩んできた生き方そのものでもあるからです。
Kさんのお身体の不調は、Kさんの「思い」の深さでもあるのです。
だからこそ私は当院に来てくださる皆様には、ご自身のお身体が出す声を聞きとれるようになっていただきたいと思っています。
身体の発する声(=不調)にレスポンスしていくことが、ご自身の生活をよりよくしていくと考えているからです。
「自分の身体がどういう状態なのか、わかる様になってきた。」
そんなわけで、Kさんの書いてくださったこの一文を見たとき、とてもうれしく感じ入るものがありました。
いまはお身体の状態に合わせて、1〜2週間に一度のペースでご来院いただいています。
これからもKさんがご自身の身体の声に応じるお手伝いをさせていただければ、こんなにうれしいことはありません。