こんにちは、江別市・女性のための鍼灸院【はりきゅう・アロマ日々のあわ】院長の熊坂です。

さて遅くなりましたが、今回は前回から引き続き鍼灸師が吸収型サニタリーショーツを使ってみた話の後編になります。

この前後編の記事ではこんなことを書いています。

      1. フェムテックとは(前編の記事に飛びます)
      2. 吸収型サニタリーショーツとは(前編の記事に飛びます)
      3. 吸収型サニタリーショーツ体験記(前編の記事に飛びます)
      4. 吸収型サニタリーショーツのメリット
      5. 吸収型サニタリーショーツのデメリット
      6. どんな人にオススメなの?
      7. 逆にオススメできない人はいる?

 

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4.吸収型サニタリーショーツのメリット

私個人が感じたメリットは下記のような点です。

⑴使用するナプキンの数を極限まで減らせる

⑵ナプキンを使用していてもいなくてもズレを心配しなくて良くなった(かなりの心理的ストレス減)

⑶もうすぐ生理が来そうだなという時に使える(無駄なナプキンを使わなくていい)

⑷3日目以降に感じていた蒸れやかゆみがほとんどなくなった

⑸ナプキンを何枚も持ち歩かなくて良い(旅行に行く時などとても便利そう)

⑹自分の経血の状態がわかりやすい

 

特に私にとっては4点目が画期的に良かったです。

私はそんなに肌がデリケートな方ではないのですが、特定のナプキンでなければ肌荒れを起こしてしまう方もいらっしゃいます。

そういった方には特にオーガニックコットンでできているP.PANTYがオススメかなと思いました。

とにかく肌触りが良い。

そして包み込んでくれる安心感。

私にはとっても快適でした。

 

そして今は自粛でなかなか難しいですが、旅行の時にこれは便利だろうなあと思います。

ナプキン、旅行中になることに備えて持っていくとかなりかさ張るんですよね

それで最少限度しか持っていかないと、それはそれで足りるかどうか気になるという。

国内ならなんとか行った先で買えば良いのですが、私は数年前に行ったイタリアで生理が来てしまって、持ってきたナプキンで足りるかどうかかなりヒヤヒヤしながらローマの街歩きをしたのを今でも覚えています。。。

生理用ナプキンを海外の薬局で買うのって、ちょっとハードル上がりますよね

苦い思い出です。。^^;

そして鍼灸師としてここは強調しておきたいところなのですが、何と言っても自分の経血の状態を把握するためには本当にオススメです。

量や質感、匂いなどは体調のバロメータです。

特に量の推移って最近の高性能ナプキンを使っていると存外にわかりにくいものです。

でもこのショーツはどうしても自分で予洗いしなければならないので、どれくらいの経血が出ていたのか、体感的につかむことができます。

自分の体のことは自分でわかっておきたい。
そんな方にはうってつけのアイテムだろうと思います。

 

5.吸収型サニタリーショーツのデメリット

反対にちょっと想像とは違った、という点も書いておきますね。

⑴ナプキンと違って一日取り替えることがないので、汚れたままもう一度履くということに若干抵抗を感じる

⑵そんなわけで2日目はやはりナプキンと併用が良いかも。(ナプキンが全くいらなくなるわけではなかった!)

⑶ショーツと肌の間にナプキンがない分空間が空くからか、経血が流れる感覚がはっきりわかる

⑷匂いが気になる方もいるかもしれない

⑸洗濯の予洗いが面倒に感じる方もいるかもしれない

⑹吸収帯が他より厚くなっているので、洗濯後乾くまでに時間がかかる

 

いちばん思てたんとちがうとなったのはやはり1点目と2点目かなあと思います。

ナプキン、ゼロにはならんかった。

 

とはいえ、二日目でもこの吸収型サニタリーショーツだけで行ける方もいらっしゃるのでこれも個人差が大きいと思います。

3点目の流れる感覚は気になる方とそうでない方がいらっしゃるかなと。

私は流れる感覚自体は嫌ではないけれど、ナプキンの時と同様それを感じるたびに「おっと!?」とは思いました。

でもナプキンの時の「おっと!?」は「ズレてないかな大丈夫かな」がセットだったのに対し、今回はズレは心配しなくて良かったので心理的負担は特に感じませんでした。

あと洗濯にまつわるエトセトラについては、私はむしろ自分の経血量を目で確認できることや、ほとんど汚れていないナプキンを使い捨てする心理的負担(貧乏性なのでもったいないなと思ってしまう。笑)は減ったことを考えるとメリットかなと思いました。

でも予洗いが必要なことで一手間はかかってしまうので、これはデメリットに感じる方ももちろんいると思います。

 

6.どんな人にオススメなの?

オススメな方は、

⑴肌が弱くナプキンだとかぶれやすい方、生理中のデリケートゾーンのかゆみが気になる方

⑵ナプキンを変えるためだけに何度もトイレに行くのが面倒な方

⑶ナプキンの使用感に不満はあるけれど、タンポンや月経カップの使用には抵抗がある方

⑷月経過多でタンポンとナプキンを併用している方

⑸いちいちいろんな種類のナプキンを買いに行くのが面倒な方

⑹まだ生理が来て間もない思春期女子

⑺産褥期(産後体が元に戻るまでの期間)の方

⑻尿漏れ対策をしたい方

 

特に⑴の敏感肌の方には強くオススメしたいです。

中でもノンポリマーのオーガニックコットン製ナプキンを利用している皆様。

経済的にもかなりお得になると思います。

以下、⑷~⑻の注釈です。

⑷月経過多でタンポンとナプキンを併用している方

過多月経は立派な病症なのでまずは病院へ行くことをオススメしますが、ひとまず今起きている症状への対処として普通のサニタリーショーツを利用するよりはかなり安心感が増すと思います。

 

⑸いちいちいろんな種類のナプキンを買いに行くのが面倒な方

私の場合、1日4~5枚×5日間=1周期あたり20~25枚のナプキン使用量でした。

また普通の日用、夜用、軽い日用とそれ用意していましたが、2日目のみナプキンと併用とすることで1周期あたり4〜5枚程度になりそうです。

それも用意するのは昼用だけで十分なので、今後はわざわざ夜用と軽い日用は用意することはなくなると思います。

 

⑹まだ生理が来て間もない思春期女子

小学校高学年から中学生くらいまでのまだ生理が来て間もない時期は、どんなタイミングでナプキンを取り替えたら良いのかもなかなかつかみづらいですし、運動量が大人と比べてかなり多いのでナプキンのズレによってズボンや制服を汚してしまうことがとても多い時期です。

私もソフトボール部でキャッチャーだった中学時代、指定ジャージは明るいグレー、ユニフォームはこともあろうに白!という魔の配色だったので、試合がある日に生理がぶつかることが本当に本当に嫌でした。

試合中って2時間近くはトイレに行けませんし。

そんなときにこのショーツの存在があればかなり心強かったのではないかなと思った次第。

 

さて、ここまでは月経のある皆様向けのインフォメーションでしたが、使ってみて実感したのは、このショーツをオススメしたいのは月経の時だけではないな~ということ。以下、月経期以外の使い道について思ったことを。

 

⑺産褥期(産後体が元に戻るまでの期間)の方

ええっと、これは声を大にして言いたいのですが、

産褥期の悪露が出続ける期間の不快感って誰も!

教えてくれなかった!!

生理は通常1週間程度で終わりますが、それが1ヶ月続くんです。

しかも会陰切開をしたりそうでなくても裂けてしまって縫った場合の不快感は相当なものです。

私は第1子の時に大変でした。
赤ちゃんの世話で眠れないことは想定していましたが、

股の痛み・かゆみで眠れないなんてー!!

悪露が出続けるので産褥シート(大きなオムツのようなものです)や夜用ナプキンをつけて暮らすのですが、これが縫った傷に擦れると本当に痒いし痛いしで。

私は途中から布ナプキンをあてましたが、この時にこの吸収型ショーツがあったらだいぶ楽だったろうなあと思います。

産後はいつ月経が始まるかもわかりませんし(ものすごーく個人差があります)、産む前に何枚か用意していて損はないかなと思います。

また、産後のお母さん向けのプレゼントとしてもものすごく喜ばれるのではないでしょうか。
出産祝いって赤ちゃん向けの物をたくさんもらってそれはそれでとってもうれしいのですが、私は上記の体験から出産した友人には布ナプキンをプレゼントしていました。
自分の体を気遣ってくれるプレゼントって、ことの外うれしいものです。

 

⑻尿漏れ対策として

産後は尿漏れも頻繁に起こることがあります。

その場合でも、この吸収型のショーツを使っていたらかなり安心感があるのではと思いました。

もちろん更年期以降の尿漏れ対策にも使えるでしょう。

 

7.逆にオススメできない人はいる?

逆にオススメできないかもという方もいます。

⑴現在使用中の生理用品(ナプキンやタンポン、月経カップなど)で特に不都合を感じていない

⑵予洗いがめんどくさく感じる

⑶血を見るのが苦手

⑷経血の流れる感覚が苦手

⑸経血の匂いが苦手

⑶の血を見るのが苦手というのは、どんな生理用品でも最終的には自分の経血は見ることになるのですが、吸収型サニタリーショーツの場合は予洗いの時にそれはもうバーン!!!!と目の当たりにしなくてはなりません。

お風呂で洗うと洗い場が血で染まります。

これがダメな人はこの製品はどう考えてもNGです。

あとは細かいところになるのですが、私の場合、経血が伝って流れる感覚はナプキンよりも強く感じたような気がしました。

あのヒヤッとする感じが苦手な方の第一選択肢はやはりタンポンか月経カップになるだろうと思います。

匂いに関しては使用中は私は気にならなかったのですが、これも予洗いの時にどうしても経血の匂いを直に感じることになります。

これが苦手な方もやはりすぐに捨てられるナプキンかタンポンが良いのかなと思います。

(ただ吸水ポリマーが経血を吸収するときのあの独特な匂いはまた別に発生するので、どちらを取るかの問題になりますが。)

 

以上、長くなりましたが、鍼灸師が吸収型サニタリーショーツを使ってみた話でした。

興味のある方はぜひ一度お試しください。

そして感想もお聞かせいただけたらうれしいです!

先日インスタにて、吸収型サニタリーショーツを今取り寄せ中です!という方が教えてくださったのですが、なんとその方の取り寄せたメーカーさんは現在2ヶ月待ちだそうです。。。

これはやはりちょっとした波が来そうですね★

(もう来てるのか!)

さて本編はこちらで終了。

あともう少しだけ、このフェムテックという存在になぜ私が興味を持ったのかについて、次の記事で追記したいと思います。