こんにちは!
【はりきゅう・アロマ日々のあわ】院長の熊坂由希子です。
さて、先日お伝えした「小児はり」の模様ですが、今日は改めて当院で行っている【大師流小児はり】をご紹介したいと思います。
ときどき治療中に、子どもにも鍼をするのですよと話すと、
「えっ!」
と絶句される方がいらっしゃいます。
北海道ではまだあまり馴染みがない「小児はり」ですが、関西では子どもの調子が悪くなったら「小児はり」というように生活にしっかり根付いた医療です。
当院の鍼は大人への治療でも1~2ミリしか刺入しないこともある鍼ですが、お子さんの治療は刺し入れることはしません。
金属製の特別な道具で皮膚の上をふわふわとさするのです。
大師流小児はりは下の黒い方です。
釘のように見えますが、これでお子さんの皮膚に当たるか当たらないかくらいの圧でなでさすります。
初めての方にはまずは親御さんに体験してもらうと、大抵の方が「気持ちいーい!」とおっしゃってくださいます。
これくらいの軽い刺激でも、お子さんの肌は敏感ですからしっかりと変化が出てくるのですよ。
一見、釘に見えてしまうので、子どもには見えないようにこのように掌のなかに隠して使います。
最初は緊張していたお子さんも、これでふわふわナデナデするとあら不思議。
硬い表情をした子は目がとろんとしてきたり、元気がなかった子は反対にしっかりと目を見てくれるようになったりします。
夜泣きや疳の虫(キーキー声、噛みつき、いつもイライラしているなど)、おねしょ、アレルギー症状、手足の冷え、寝つきが悪い、などなど。
お子さんの慢性的な症状でお困りの方は、いちど小児はりをお試しください。
私も現在乳児を育てていますが、自分の身になってみると子どもとの生活は本当に緊張の連続です。
夜中の頻回授乳が終わったかと思えば夜泣きが始まり、そうこうしているうちにアレルギーや疳の虫がはじまったり。
どうか、すべてのお母さんにほっと一息つける時間ができますように。
もっともっと、お子さんもそしてお母さんも、笑顔の時間が増えますように。
そう願いながら、今日も小児はりを握る熊坂です。
小児はりは初検料2,000円(どなたかの紹介ですと1,000円)、1回1,200円で承っています。
3回つづりの回数券(3,000円)も販売しておりますので、どうぞご利用ください。^^