こんにちは!
【はりきゅう・アロマ日々のあわ】院長の熊坂由希子です。
ちょっと前のことになりますが、当院での不妊治療から妊娠にいたり、妊娠期間中も体調管理をさせていただいていたAさんから無事生まれました!とのご連絡をいただきました。
「こんな幸せってあるんですね。」
そうメールにはつづられていました。
鍼灸師をしていて、これほどうれしい瞬間はありません。
この日のために、がんばってきたのですよね。
これまでのあれこれを思い出して、じわりと涙がにじんでしまった私です。
さて、めまぐるしく体調の変化する妊娠期間中ですが、生活の仕方もそれに合わせて少しずつ変えていく必要があります。
今日はそのなかでも姿勢に関するお話です。
妊娠後期になると、お腹も大きく張り出してきて普通に座っているだけでも肩で息をしてしまうことがしばしば。
中期に差し掛かると仰向けで横になることも苦しくなってきます。
というのも、お腹のいちばん背中側を走るとても大きな下大静脈が大きなお腹で圧迫されてしまうことがあるのです。
仰向けに寝て気分が悪くなる場合はこの「仰臥位低血圧症候群」が疑われます。
下大静脈は脊柱の右側を走るので、左肩を下にするように横になって寝る(左側臥位といいます)と改善されますが、単なる低血圧と違って赤ちゃんにも酸素が供給されなくなる危険がありますから、注意が必要です。
当院でも妊婦さんの治療やトリートメントの際には、仰向けではなくセミファーラー位という背中を20~30度挙上させた状態で行います。
さらに膝に枕を入れると腰が楽に感じます。
↓↓こんな状態ですね↓↓
…モデルは昨年11月の私です。お目汚し失礼いたしました。。。(^^;
また、仰臥位低血圧症候群を予防する以外にもセミファーラー位は心拍数が有意に低下し副交感神経が優位となることが学会で報告されています。
ご自宅で寝るときもお腹が大きくなってきた妊娠中期以降はできるだけ仰向けに寝ることは避けて、左側臥位になるかクッションを背中に入れて少し背中を上げて寝ることをオススメします。
膝枕の利用は腰痛予防にもなるので、ぜひお試しください。^^
あ、ちなみに!
当院では妊婦さん専用うつ伏せまくらもご用意しています。
妊娠中はうつ伏せでのゆったりとしたトリートメントはできないと思っていた皆さま!
できちゃうんですよ~!!^^
これ、私が体験して感動してその場で購入してしまったシロモノです。。。
だって、気持ち良くてよだれが出てしまったほどだったんですもの…。(汚い話でごめんなさい。^^;)
これもぜひ体験しにいらしてくださーい!
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