おかげさまで1月5日にオープンして以来、予想を上回るたくさんの皆さまにご来院いただいており、ありがたいかぎりです。
2月からオープン感謝キャンペーンをスタートさせます。
詳しくは今週末に発表させていただきますので、どうか少々お待ちください。^^
実は今年、受験生だった私です。
1月25日に産業カウンセラーの資格試験を受けてまいりました。
開業日が思った以上に遅れることとなり今年の受験は難しいかもしれないなと思った時期もありましたが、同期の皆さんの励ましもあって、なんとか受験会場にたどりつくことができました。
とにもかくにも終わったいまは、やっと一息つくことができています。
心理学の勉強など、大学生のとき教職免許を取るために受講して以来十数年ぶり。
でもこれが、始めてみると、おもしろいんです。
生命体は自らをよりよく実現していこうとする潜在的な力を持つとしたロジャーズの人間観に始まり、「いまここ」での全体のまとまりのなかにこそ物事の本質があるとしたゲシュタルト療法などなど。
テキストを読んでいると、あれ、これどこかで聞いたことある…と思うことしばしば。
そう、東洋医学的人間観や世界観ととても通じるところがあるのです。
「傾聴」という技術を学ぶために受けた講座、そしてその先の資格試験でしたが、理論自体にここまで惹きつけられるとは思ってもいませんでした。
最後に、私が最も気に入った箇所のひとつから。
人生の未来は見通しにくく不確かなものでしかない。それでもその中で苦悩している自分を信じて全人生をかけ、自分の未来へ向けて生の意味を求め続けることに意味がある。人は、人生の目標たる「生きる意味」を、独力で自分の全人生をかけて自分の内面につくり出す必要がある。(『産業カウンセリング 産業カウンセラー養成講座テキスト』p122)
『夜と霧』のフランクルが提唱したロゴセラピーについての一節です。
①過去に縛られていないか?私たちは現在から未来に生きる責任がある。過去は過去であり、人は過去を越えて未来に向かって生きる存在である。
②自由な意志で判断できているか?個人は別々な境遇に置かれており、それぞれの立場で自由に自分の未来について考える権利がある。
③「意味への意志」を持っているか?生きる意志を強く求め、その目標実現の過程にどのような代償も払う覚悟があるか?
何かに迷ったとき。
羅針盤を失ったとき。
立ち戻る場所のような気がしています。
【追記】
実は本日、誕生日を迎えたわたくしです。
たくさんの方にお祝のメッセージをいただきました。
多謝。
いつもと変わりない、1/365の一日でしたが、このようにたくさんの方に気に留めていただけたという意味では、本当にありがたくスペシャルな一日となりました。
心より、感謝申し上げます。
…えっと、三度目の年女、です。(^^;
ひつじのように鈍重な歩みではありますが、でも、一歩ずつ前に進んで行けたらと思っています。
今後とも、見守っていただけましたら幸いです。